【プロ野球】2019年8月パリーグ成績まとめ&9月予想

みなさんこんにちは!あおな@aonalog)です。

9月に入り、プロ野球の長いシーズンもついに佳境を迎えています。みなさまはいかがお過ごしでしょうか?

この記事では、8月のプロ野球・パリーグ各球団成績をまとめ、ピタゴラス勝率やチーム状態をもとに9月の予想をしていきます!

大きな順位変動のあった8月のパリーグ、各球団はどんな戦いを見せたのでしょうか?是非ご覧ください!

この記事では各球団の成績をもとにした、あくまで私の個人的意見ですのでその点はご了承ください。「こんな見方もあるよ!」って方は、是非コメントしてくださいね!

※本記事の成績はすべて8月終了時点のものです。

8月のセリーグ成績まとめ&9月予想はこちら

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2019年8月31日終了時点 パリーグ順位表

まずは8月終了時点でのパリーグ順位表を確認しましょう。

チーム 勝率 7月順位 8月予想 8月順位
H .547 64 53 4 1 1 1
L .545 66 55 1 3 3 2
E .508 60 58 4 4 2 3
M .492 59 61 3 5 5 4
B .482 55 59 5 6 6 5
F .475 56 62 5 2 4 6

※H:ソフトバンクホークス、L:西武ライオンズ、E:楽天イーグルス、M:ロッテマリーンズ、B:オリックスバファローズ、F:日本ハムファイターズ

ソフトバンクホークスがなんとか首位をキープし、山賊打線の本領発揮した西武ライオンズがゲーム差なしの2位につけました。

逆に8月絶好調だった日本ハムファイターズが予想以上の大失速まさかの最下位に転落しました。変わってオリックスバファローズが5位に浮上しています。

今月の予想的中率はまさかの16.66%。西武打線のありえないほどの破壊力と日本ハムファイターズのまさかの大失速が誤算でした。

1位:ソフトバンクホークス

勝率 得点 失点 ピタゴラス勝率 勝率-ピタ勝率
.547 64 53 4 508 482 .526 .021

辛くもなんとか首位をキープしたソフトバンクホークス。8月は苦しみながらもなんとか貯金1をつくりました。

ピタゴラス勝率よりも実際の勝率が下回っており、チーム状態もあまりよくないため、少し成績を落としてしまうことが予想されます

ソフトバンクホークス:8月投手成績

防御率 S QS率 
7 3.86 11 12 6 30.43
8 4.35 12 11 7 30.43

8月のソフトバンクホークス投手陣は、防御率4.00台とあまり良いとは言えない成績となってしまいました。

特に気になるのが絶対的エース・千賀滉大選手の不調です。防御率5.40、QS率40%は千賀選手の実力を考えるとあり得ない数字、2位の西武ライオンズ戦でも自己ワーストの3回9失点KOなど、8月だけで2敗を喫しています。

他の先発ピッチャーも長いイニングを投げることができておらず、リリーフ陣に負担がかかっている状態です。

ソフトバンクホークス:8月野手成績

打率 安打 本塁打 打点 OPS
7 .239 180 30 89 .684
8 .270 213 27 99 .750

待ちに待った柳田悠岐選手の復帰を迎えた8月のソフトバンクホークス。しかし野手陣の状況も投手陣同様に芳しくありません

月間本塁打こそリーグ2位ですが、安打数、打点ともにリーグ5位。個人的に目立った成績を残した選手もおらず、首位をキープするには物足りない成績となっています。

ソフトバンクホークス:8月まとめ&9月展望

8月はなんとか首位をキープとするも2位とゲーム差なしとなってしまったソフトバンクホークス。投手陣ではエース・千賀滉大選手の不調が気がかりです。中継ぎ陣も登板を重ねており、疲労の影響が心配されます。

一方野手では9月からはデスパイネ選手が復帰します。また内川聖一選手も復調気配。チームを救うことができるか、注目です。

そんなソフトバンクホークスの9月のキーマンはやはり柳田悠岐選手。柳田選手が打ちまくって不調の投手陣をカバーすることができれば、首位をキープすることができると予想されます。

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2位:西武ライオンズ

勝率 得点 失点 ピタゴラス勝率 勝率-ピタ勝率
.545 66 55 1 661 622 .530 .015

8月の西武ライオンズは17勝10敗と大きく勝ち越し、ソフトバンクホークスとゲーム差なしの2位につけました。

実際の勝率がピタゴラス勝率を上回っています。これは得点数も多いが失点数も多いため、結果的に接戦となってしまうケースが多いことが原因と考えられます。

西武ライオンズ:8月投手成績

防御率 S QS率 
7 3.87 11 11 3 59.09
8 5.48 17 10 9 33.33

目下リーグ最多失点となっている西武ライオンズ投手陣ですが、8月も月間防御率がリーグ断トツ最下位の5.48と厳しい成績となってしまいました。

7月は先発投手陣の奮闘があり、防御率は3.00台に乗せましたが、8月は先発陣が打ち込まれるケースが多かったことが成績悪化の原因と考えられます。

打線が好調なだけに、投手陣の成績が上がれば一気に首位に立つ可能性が高いと予想されます。

西武ライオンズ:8月野手成績

打率 安打 本塁打 打点 OPS
7 .241 180 24 96 .710
8 .299 283 47 164 .882

8月の西武ライオンズ打線はまさに「山賊打線」、打率、安打、本塁打、打点、OPSでリーグ断トツの1位となりました。

現在本塁打王の山川穂高選手が不調で4番を外れましたが、代わりに4番に座った「おかわり」こと中村剛也選手が打率.384、5本塁打25打点でOPS1.105と大活躍。

森友哉選手は10本塁打30打点、OPS1.183といずれもリーグトップの成績を残しています。

西武ライオンズ:8月まとめ&9月展望

8月の西武ライオンズはとにかく打ちまくりました。投手陣がいくら打ち込まれても、それ以上に打ち込む試合が目立ちました。

そんな西武打線は一人が不調でも他の選手で十二分にカバーできる打線となっており、正直、手が付けられない状態となっています。この状態を維持して最後まで突っ走ることができれば、どれだけ打たれようとも首位に立つと予想されます。

そこで西武ライオンズの9月のキーマンにあげるのは山川穂高選手。現在は復調気配にありますが、完全復活となれば他の選手が不調に陥っても、今の打線の破壊力を維持することができるでしょう。

3位:楽天イーグルス

勝率 得点 失点 ピタゴラス勝率 勝率-ピタ勝率
.508 60 58 4 536 513 .522 -.013

8月終了時点で3位とAクラス入りを果たした楽天イーグルス。8月では貯金を1つ作ることに成功しました。

ピタゴラス勝率が実際の勝率を上回っており、このままの戦いを続ければ、さらに勝率は上がることが予想されます。

楽天イーグルス:8月投手成績

防御率 S QS率 
7 3.14 8 14 3 45.45
8 3.62 13 12 4 40.74

7月に続き、8月のチーム月間防御率がリーグ2位と好調を維持している楽天イーグルス投手陣。QS率もリーグ2位となっています。

しかし、先発投手陣で月間規定投球回に達しているのは美馬学選手のみと中継ぎ陣の奮闘が目立ちます。

故障明けの則本昂大選手岸孝之選手が本来のピッチングを見せ中継ぎ陣を休ませることが必要になってきますね。

楽天イーグルス:8月野手成績

打率 安打 本塁打 打点 OPS
7 .237 170 19 73 .672
8 .262 248 25 114 .738

8月の楽天イーグルス野手陣は打率こそリーグ5位ですが、すべての成績を上げてきています

打線の中では島内宏明選手銀次選手の日本一を経験した両ベテランがここにきて成績をあげてきています。

ただクリーンナップの不調が目立ちます。主砲のウィーラー選手は現在2軍調整中浅村栄斗選手ブラッシュ選手も思うような成績を残せていません。各選手の復調が求められます。

楽天イーグルス:8月まとめ&9月展望

8月は好調な投手陣に支えられながら打線も成績を上げ、3位となった楽天イーグルス。

しかし、中継ぎ陣が登板過多となっている点クリーンナップのあたりが止まっている点が少し気がかりですが、このままいけばAクラス入りは固いと考えられます。

そんな楽天イーグルスの9月のキーマンは浅村栄斗選手。西武時代に打点王に2度輝いた勝負強さを取り戻すことができれば、チームのAクラス入りはさらに確実なものになると予想します。

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4位:ロッテマリーンズ

勝率 得点 失点 ピタゴラス勝率 勝率-ピタ勝率
.492 59 61 3 548 530 .517 -.025

8月のロッテマリーンズは貯金を1つ増やし順位を4位に上げAクラス入りも視野に入ってきました

勝率がピタゴラス勝率を大きく下回っており、投手陣と打線がかみ合えば、一気にAクラスいりする可能性も秘めていると考えられます。

ロッテマリーンズ:8月投手成績

防御率 S QS率 
7 4.27 11 12 4 26.09
8 3.52 14 13 5 50.00

8月のロッテマリーンズ投手陣は月間防御率とQS率がリーグトップを記録、先発投手の奮闘が目立つ夏になりました。

その中でも種市篤暉選手リーグトップの防御率1.61、QS率100%とエース級の活躍を見せています。このまま9月も良い成績を残すことができるか、注目です。

ロッテマリーンズ:8月野手成績

打率 安打 本塁打 打点 OPS
7 .236 178 26 102 .696
8 .262 251 26 110 .734

8月の「マリンガン打線」は打率、OPSともにリーグ5位ですが、7月よりも成績を上げています。

1番・荻野貴司選手は一時の神がかり的な活躍とまではいきませんが、打率.303、OPS.820と安定した成績を残しており、ベテランの角中勝也選手打率.345、OPS.810と好調です。

気になるのは主砲・レアード選手の絶不調。8月は打率.187、2本塁打、OPS.560、31三振と目も当てられないような成績となってしまいました。

ロッテマリーンズ:8月まとめ&9月予想

8月は貯金を1つ作りAクラス入りも視野に入ってきたロッテマリーンズ。ピタゴラス勝率から考えても投打がかみ合いさえすればAクラス入りが現実味を帯びてきます。

そんなロッテマリーンズの9月のキーマンはレアード選手。8月は大不振でしたが、レアード選手の本塁打はチームのAクラス入りには不可欠です。復調を願いましょう。

5位:オリックスバファローズ

勝率 得点 失点 ピタゴラス勝率 勝率-ピタ勝率
.482 55 59 5 464 522 .441 .041

8月は貯金を5つ作り、ついに最下位を脱したオリックスバファローズ

実際の勝率がピタゴラス勝率を大きく上回っているのは、前半戦の大失速が原因と考えられます。

オリックスバファローズ:8月投手成績

防御率 S QS率 
7 4.38 10 12 6 36.36
8 4.19 14 9 7 34.78

8月のオリックスバファローズ投手陣は可もなく不可もなくといった成績となりました。

先発投手陣では、開幕投手の山岡泰輔選手は不安定なピッチングながらもローテーションを守り続けています。しかし、山本由伸選手が怪我で離脱してしまったのが非常に痛いですね。

リリーフ陣では不調の増井浩俊選手に変わりストッパーになったディクソン選手月間6セーブと比較的安定したピッチングを見せています。

オリックスバファローズ:8月野手成績

打率 安打 本塁打 打点 OPS
7 .240 174 17 78 .673
8 .289 230 18 120 .771

8月のオリックス野手陣は西武打線の陰に隠れてはいますが、打率、打点、OPSが月間リーグ2位と好成績を収めました。

中でも吉田正尚選手月間打率.407でリーグトップ、OPSも1.015と完全復調ロメロ選手月間打率.385は吉田選手に次ぐリーグ2位、7本塁打25打点と素晴らしい活躍を見せています。

オリックスバファローズ:8月まとめ&9月展望

8月はリーグ2位となる5つの貯金を作ったオリックスバファローズ。ここにきて投打がかみ合いだしています。

ただ投手陣では、ここまで安定したピッチングを見せていた山本由伸選手が故障で痛すぎる離脱、先発投手がコマ不足である感は否めません。

そんなオリックスバファローズの9月のキーマンは吉田正尚選手。8月はリーグトップの打率を誇りましたが、2本塁打11打点とクリーンナップとしては少々物足りない成績でした。長打が増えてくればチームの得点力もアップし、大逆転でのAクラス入りの可能性も見えてくるのではないでしょうか。

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6位:日本ハムファイターズ

勝率 得点 失点 ピタゴラス勝率 勝率-ピタ勝率
.475 56 62 5 502 523 .480 -.005

8月はまさかの借金15と大失速、7月までの貯金をすべて吐き出し最下位となってしまった日本ハムファイターズ。

投打が全くかみ合わず、接戦をことごとく落としてしまいました。先月まで優勝を争っていたチームですが、チーム状況も芳しくなくAクラス入りすら厳しい状況となっています。

日本ハムファイターズ:8月投手成績

防御率 S QS率 
7 3.30 16 6 10 18.18
8 4.28 5 20 2 19.23

8月の日本ハムファイターズ投手陣は7月よりも防御率を1点近く下げてしまいました。

開幕から好調の有原航平選手月間防御率2.36、QS率80%とまずまずの成績を残していますが、他の先発投手陣がぴりっとしません。

また、ここにきてチームを支えていた中継ぎ陣も登板過多の影響からか不調気味。開幕からショートスターターからロングリリーフまで大車輪の活躍を見せてきた堀瑞輝選手も登録抹消となってしまいました。

日本ハムファイターズ:8月野手成績

打率 安打 本塁打 打点 OPS
7 .262 192 16 98 .711
8 .235 203 17 76 .650

8月のファイターズ打線は7月の好調が嘘のように貧打に陥り打率、安打、本塁打、打点、OPSでリーグ最下位となってしまいました。

この得点力不足が8月の大失速に大きく影響してしまったと考えられます。8月中旬には故障で主砲・中田翔選手が登録抹消。終盤に復帰しましたが本来の成績を残すことはできていません。

そんな中で唯一良い成績を残したのが、売り出し中の渡邉諒選手。8月は3本塁打を放ち、初の二桁本塁打を達成しました。

日本ハムファイターズ:8月まとめ&9月予想

開幕からショートスターターなど新しい戦略を使ってきた日本ハムファイターズですが、8月はすべてが裏目に出る形となり、2位から一気に最下位まで転落してしまいました。

投打ともに状態は悪く、特に打線の得点力不足は深刻です。Aクラス入りは非常に厳しい状況となってしまいました。

そんな日本ハムファイターズの9月のキーマンは主砲・中田翔選手。中田選手が圧倒的な成績を残してチームの得点数がアップしない限り、Aクラス入りは難しいでしょう。

2019年8月パリーグ成績&9月予想 まとめ

ここまで、パリーグ各球団ごとの8月成績と9月の展望を述べました。以上を踏まえて9月終了時点でのパリーグ順位を予想します!

順位 チーム
1 西武ライオンズ
2 ソフトバンクホークス
3 楽天イーグルス
4 ロッテマリーンズ
5 オリックスバファローズ
6 日本ハムファイターズ

ソフトバンクホークスはチーム状態が悪く、ライオンズ打線の状態を考えると、西武ライオンズが首位に立つと予想しました。

4位以下はまだまだAクラス入りを目指すことができる位置にいますが、3チームとも主力の故障や不調が重なっており、楽天イーグルスがそのまま3位をキープすると予想します。

※あくまでも私の勝手な予想です。

来月もまた、月間チーム成績をまとめて記事にしますので是非ご覧ください!

以上、あおなによる2019年8月パリーグ成績まとめ&9月予想でした。最後までお読みいただきありがとうございました。

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