みなさんこんにちは!あおな(@aonalog)です。
プロ野球はクライマックスシリーズ(CS)の全日程が終了し、次は日本シリーズですね。
この記事では、プロ野球・パリーグの2019年CS・1stステージに関するデータをまとめています。
2019年のパリーグCS・1stステージでは、レギュラーシーズン2位のソフトバンクホークスと3位の楽天イーグルスが激突しました。
その結果を様々なデータから見ていきましょう!
2019年セリーグのCS・1stステージ結果はこちら↓
※使用するデータはSportsnavi様より独自に集計したものです。データの正確性には十分な配慮をしていますが、誤りがある場合がありますのでご了承ください。
【2019年プロ野球】パリーグCS・1stステージ:最終結果
まずは2019年パリーグCS・1stステージの最終的な結果を見てみましょう。
今年のパリーグCS・1stステージではソフトバンクホークスと楽天イーグルスが戦いました。
日程 | ソフトバンクホークス | VS | 楽天イーグルス |
2019年10月5日 | 3 | VS | 5 |
2019年10月6日 | 6 | VS | 4 |
2019年10月7日 | 2 | VS | 1 |
2019年パリーグCS・1stステージは2勝1敗で2位・ソフトバンクホークスが3位・楽天イーグルスを下し、ファイナルステージへ進みました。
【2019年プロ野球】パリーグCS・1stステージ:第1戦 ソフトバンク 3 VS 5 楽天
- スコア
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | H | E |
楽天 | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | 5 | 8 | 0 |
SB | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 6 | 1 |
楽天:則本昂、宋家豪、森原、松井―足立、太田
SB:千賀、モイネロ、高橋純、嘉弥真―甲斐
- 勝ち投手:則本昂(1勝0敗0S)
- 負け投手:千賀(0勝1敗0S)
- セーブ:松井(0勝0敗1S)
- 本塁打:楽天・浅村1号(ソロ:1表)、オコエ1号(ソロ:3表)、浅村2号(ソロ:5表)、
茂木1号(ソロ:7表)
SB・今宮1号(ソロ:1裏)、内川1号(2ラン:2裏)
2019年パリーグCS・1stステージ第1戦は5対3で楽天イーグルスが勝ちました。
イーグルスは1回表に3番・浅村栄斗選手の1号ソロ本塁打で先制しました。しかし、ホークスはすぐさま2番・今宮健太選手の1号ソロ本塁打で追いつき、2回裏には7番・内川聖一選手の1号2ランで逆転に成功します。
対するイーグルスは3回表に9番・オコエ瑠偉選手のソロ本塁打で1点を返すと、5回表には浅村選手のこの日2本目となるソロ本塁打で同点に追いつきます。
イーグルスの一発攻勢はさらに続き、7回には2番・茂木栄五郎選手の1号ソロ本塁打で逆転、9回にも1点を追加し、最後は守護神・松井祐樹選手が締めました。
両チーム合わせて6本のホームランが飛び交ったパリーグCS・1stステージ初戦は、楽天イーグルスが制しファイナルステージ進出に王手をかけました。
【2019年プロ野球】パリーグCS・1stステージ:第2戦 ソフトバンク 6 VS 4 楽天
- スコア
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | H | E |
楽天 | 1 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 7 | 0 |
SB | 1 | 0 | 3 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | × | 6 | 12 | 0 |
楽天:美馬、高梨、青山、ブセニッツ、宋家豪、森原―堀内、太田
SB:バンデンハーク、嘉弥真、石川、モイネロ、森―甲斐、髙谷
- 勝ち投手:嘉弥真(1勝0敗0S)
- 負け投手:美馬(0勝1敗0S)
- セーブ:森(0勝0敗1S)
- 本塁打:楽天・浅村3号(ソロ:3表)
SB・柳田1号(ソロ:1裏)、デスパイネ1号(2ラン:3裏)、福田1号(ソロ:4裏)
第2戦はソフトバンクホークスが6対4で逆転勝ちし、ファイナルステージ進出に逆王手をかけました。
楽天イーグルスは初回、4番・ブラッシュ選手の内野ゴロの間に1点を先制。対するホークスはその裏、3番・柳田悠岐選手の1号ソロで追いつき初戦と同じ展開となりました。
イーグルスは3回表、3番・浅村栄斗選手の2試合連続となる3号ソロで勝ち越すも、ホークスはすぐさま反撃。3回裏に4番・デスパイネ選手の1号2ランなどで逆転に成功します。
しかし4回表、イーグルスは浅村選手の2点タイムリーヒットで同点に追いつきます。それでもホークスは4回裏、6番・福田秀平選手の1号ソロで勝ち越し。5回にも1点を追加したホークスがそのまま逃げ切る試合となりました。
【2019年プロ野球】パリーグCS・1stステージ:第3戦 ソフトバンク 2 VS 1 楽天
- スコア
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | H | E |
楽天 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 0 |
SB | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | × | 2 | 6 | 0 |
楽天:岸、宋家豪、松井―太田、堀内
SB:高橋礼、高橋純、嘉弥真、甲斐野、モイネロ、森―甲斐、髙谷
- 勝ち投手:甲斐野(1勝0敗0S)
- 負け投手:宋家豪(0勝1敗0S)
- セーブ:森(0勝0敗2S)
- 本塁打:楽天・浅村4号(ソロ:4表)
SB・内川2号(ソロ:7裏)
2019年パリーグCS・1stステージ第3戦は2対1でソフトバンクホークスが勝利し、ファイナルステージ進出を決めました。
両チーム得点のないまま迎えた4回表、楽天イーグルスが3番・浅村栄斗選手の3試合連続となるホームランで1点を先制。しかし、その裏、ソフトバンクホークスは6番・内川聖一選手のタイムリーですぐさま追いつきます。
同点で迎えた7回裏、内川選手の今シリーズ2本目となるソロホームランでホークスが勝ち越し。その1点を自慢のリリーフ陣で守り抜いたホークスがロースコアでの投手戦を制しました。
【2019年プロ野球】パリーグCS・1stステージ:投手成績比較
- パリーグCS・1stステージ投手成績:ソフトバンクホークス VS 楽天イーグルス
チーム | 防御率 | 勝 | 負 | S | H | QS率 | 奪三振 | 与四死球 | K/BB | WHIP |
SB | 3.00 | 2 | 1 | 2 | 6 | 0.0% | 31 | 18 | 1.93 | 1.26 |
楽天 | 3.96 | 1 | 2 | 1 | 2 | 66.67% | 30 | 6 | 6.00 | 1.16 |
2019年パリーグCS・1stステージにおける、両チームの投手成績をまとめました。
データをみると、ソフトバンクホークスはQS率0.0%と先発投手が試合を作れていないことがわかります。しかし、パリーグ屈指のリリーフ陣が合計で6ホールド、2セーブをあげる活躍を見せました。
今シリーズにおいて、ホークスのリリーフ投手は1点も取られておらず、終盤に得点を与えなかったことが勝利に直結したと考えられます。
一方、楽天イーグルスは則本昂大選手と岸孝之選手のWエースがQSを記録し接戦に持ち込むことができました。しかし、リリーフ陣が大事なところで打たれてしまい、勝利を逃す結果となっています。また、両エースとも完投能力の高い選手ですが、両者ともに故障明けであまり長い回を投げられなかったこともイーグルスとしては苦しいところでしたね。
全体を通してみると、イーグルス投手陣は四死球が少なく無駄なランナーを出していないと言えます。逆にホークス投手陣は四死球が多く、これから続くポストシーズンに向けて課題となりますね。
【2019年プロ野球】パリーグCS・1stステージ:ソフトバンク投手個人成績
- ソフトバンクホークス:先発投手個人成績
選手名 | 防御率 | 勝 | 負 | S | H | 投球回 | 奪三振 | 与四死球 | WHIP | FIP |
千賀滉大 | 5.14 | 0 | 1 | 0 | 0 | 7 | 7 | 4 | 1.57 | 8.57 |
バンデンハーク | 9.82 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3.2 | 4 | 5 | 3.00 | 6.88 |
高橋礼 | 1.69 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5.1 | 4 | 3 | 0.75 | 4.05 |
- ソフトバンクホークス:リリーフ投手個人成績
選手名 | 防御率 | 勝 | 負 | S | H | 投球回 | 奪三振 | 与四死球 | WHIP | FIP |
モイネロ | 0.00 | 0 | 0 | 0 | 2 | 3 | 4 | 2 | 0.67 | -0.24 |
高橋純平 | 0.00 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1.1 | 1 | 2 | 1.50 | 4.42 |
嘉弥真新也 | 0.00 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1 | 1 | 1 | 2.00 | 2.42 |
石川柊太 | 0.00 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 3 | 1 | 0.50 | -0.08 |
甲斐野央 | 0.00 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1.2 | 3 | 0 | 0.00 | -2.18 |
森唯斗 | 0.00 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 | 4 | 0 | 0.50 | -2.58 |
【2019年プロ野球】パリーグCS・1stステージ:楽天投手個人成績
- 楽天イーグルス:先発投手個人成績
選手名 | 防御率 | 勝 | 負 | S | H | 投球回 | 奪三振 | 与四死球 | WHIP | FIP |
則本昂大 | 4.50 | 1 | 0 | 0 | 0 | 6 | 9 | 1 | 0.83 | 3.26 |
美馬学 | 11.25 | 0 | 1 | 0 | 0 | 4 | 4 | 1 | 1.50 | 9.92 |
岸孝之 | 1.50 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | 6 | 2 | 1.00 | 0.42 |
- 楽天イーグルス:リリーフ投手個人成績
選手名 | 防御率 | 勝 | 負 | S | H | 投球回 | 奪三振 | 与四死球 | WHIP | FIP |
宋家豪 | 3.00 | 0 | 1 | 0 | 1 | 3 | 5 | 0 | 1.33 | 2.42 |
森原康平 | 0.00 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 2 | 2.00 | 4.42 |
松井祐樹 | 0.00 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 4 | 0 | 0.00 | -2.58 |
高梨雄平 | 13.51 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0.2 | 1 | 0 | 1.50 | -1.58 |
青山浩二 | 0.00 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0.1 | 0 | 1 | 6.01 | 10.43 |
ブセニッツ | 0.00 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 1.00 | -0.58 |
【2019年プロ野球】パリーグCS・1stステージ:野手成績比較
- パリーグCS・1stステージ野手成績:ソフトバンクホークス VS 楽天イーグルス
チーム | 打率 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 四死球 | 犠打 | 盗塁 | 出塁率 | 長打率 | OPS |
SB | .250 | 24 | 6 | 11 | 6 | 1 | 1 | .294 | .469 | .763 |
楽天 | .198 | 18 | 6 | 10 | 19 | 5 | 0 | .336 | .418 | .754 |
2019年パリーグCS・1stステージにおける、両チームの打撃成績をまとめました。
なんといっても今シリーズは両チームともに6本塁打とホームランが多い印象を受けます。これはホームランが出やすいヤフオクドームが決戦の地になったことが影響していると考えられます。
チーム打率を見るとホークスが大きく上回っていますが、攻撃力をあらわすセイバーメトリクス指標のOPSはあまり変わらない結果となっています。これは、イーグルスは四死球による出塁が多いことが影響しています。
またイーグルスはホークスと比べると、犠打を多く使って攻撃していたことがわかりますね。
【2019年プロ野球】パリーグCS・1stステージ:ソフトバンク野手個人成績
- ソフトバンクホークス:野手個人成績
選手名 | 打率 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 四死球 | 犠打 | 盗塁 | 出塁率 | 長打率 | OPS |
明石健志 | .125 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .125 | .125 | .250 |
今宮健太 | .100 | 1 | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 | .100 | .400 | .500 |
グラシアル | .300 | 3 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .364 | .400 | .764 |
柳田悠岐 | .364 | 4 | 1 | 2 | 1 | 0 | 0 | .417 | .727 | 1.144 |
デスパイネ | .500 | 5 | 1 | 3 | 1 | 0 | 0 | .545 | .800 | 1.345 |
中村晃 | .000 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | .200 | .000 | .200 |
内川聖一 | .364 | 4 | 2 | 4 | 0 | 0 | 0 | .364 | .909 | 1.273 |
松田宣浩 | .000 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | .000 | .000 |
甲斐拓也 | .000 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | .000 | .000 |
牧原大成 | .200 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | .200 | .200 | .400 |
福田秀平 | .429 | 3 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | .500 | 1.000 | 1.500 |
長谷川勇也 | .500 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .500 | .500 | 1.000 |
髙谷裕亮 | .000 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | .000 | .000 |
【2019年プロ野球】パリーグCS・1stステージ:楽天野手個人成績
- 楽天イーグルス:野手個人成績
選手名 | 打率 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 四死球 | 犠打 | 盗塁 | 出塁率 | 長打率 | OPS |
島内宏明 | .111 | 1 | 0 | 0 | 5 | 0 | 0 | .429 | .111 | .540 |
茂木栄五郎 | .182 | 2 | 1 | 1 | 2 | 1 | 0 | .308 | .455 | .762 |
浅村栄斗 | .500 | 6 | 4 | 7 | 2 | 0 | 0 | .571 | 1.500 | 2.071 |
ブラッシュ | .111 | 1 | 0 | 1 | 5 | 0 | 0 | .429 | .222 | .651 |
銀次 | .300 | 3 | 0 | 0 | 3 | 1 | 0 | .462 | .400 | .862 |
渡邊佳明 | .000 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | .000 | .000 | .000 |
ウィーラー | .250 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .333 | .250 | .583 |
足立祐一 | .000 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | .000 | .000 |
オコエ瑠偉 | .333 | 2 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | .333 | .833 | 1.167 |
下水流昂 | .000 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | .000 | .000 |
フェルナンド | .000 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | .000 | .000 |
藤田一也 | .000 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | .000 | .000 | .000 |
堀内謙伍 | .000 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | .500 | .000 | .500 |
辰巳涼介 | .200 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .200 | .200 | .400 |
太田光 | .000 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | .000 | .000 |
【2019年プロ野球】パリーグCS・1stステージまとめ
ここまで、2019年パリーグCS・1stステージに関するデータをまとめてきました。
ホームランが多く飛び交った今シリーズでは、レギュラーシーズン2位のソフトバンクホークスが同3位の楽天イーグルスを下し、ファイナルステージへの切符を手にしています。
様々なデータを見ることで、両チームがどんな戦いをしているかがわかりますよね。こんな感じであとからデータを振り返ることも野球の醍醐味の一つです!
これからのポストシーズンのデータもまとめて記事にしていきますので、是非ごらんください。
以上、2019年パリーグCS・1stステージのデータまとめでした。最後までお読み頂きありがとうございました。
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