みなさんこんにちは!あおな(@aonalog)です。
この記事では、2019年のプロ野球・パリーグ6球団におけるQS率ランキングを紹介します。
QSは先発投手が6イニング以上を投げ自責点3以内に抑えたとき記録されるセイバーメトリクス指標です。さらにQS率は先発した試合でQSを達成した割合で、先発投手の安定感を評価することができます。
2019年のパリーグにおいて、最も先発投手が安定したピッチングを見せたのはどの球団だったのでしょうか。見ていきましょう!
2019年セリーグ6球団のQS率ランキングはこちら↓
※データ参考:『1.02 ESSENSE of BASEBALL様』『データで楽しむプロ野球様』
QS率は先発投手の安定感を示すセイバーメトリクス指標
『QS』はQuality Startの略で、クオリティスタートと呼びます。QSの判断基準は先発投手が6回を投げて自責点3であった場合、その投手は最低限の仕事を行い「試合を作った」と評価することができます。 QS率は先発した試合でQSを記録した割合のことで、先発投手の安定感を示すセイバーメトリクス指標です。
また、QSを上回る7回以上を投げ自責点2以内で抑えた場合、HQS(High Quality Start)と言います。
QSの詳細はこちら↓
【2019プロ野球】パリーグ6球団QS率ランキング
それでは、2019年シーズンのプロ野球・パリーグにおけるQS率ランキングをご覧ください。
- 2019年プロ野球:パリーグ6球団QS率ランキング
QS率順位 | チーム | シーズン順位 | 防御率 | 勝 | 負 | H | QS率 |
1 | B | 6 | 4.05 | 61 | 75 | 113 | 44.76 |
2 | M | 4 | 3.90 | 69 | 70 | 125 | 43.36 |
3 | L | 1 | 4.35 | 80 | 62 | 91 | 42.66 |
3 | H | 2 | 3.63 | 76 | 62 | 137 | 42.66 |
3 | E | 3 | 3.74 | 71 | 68 | 150 | 42.66 |
6 | F | 5 | 3.76 | 65 | 73 | 138 | 26.76 |
※L:西武ライオンズ、H:ソフトバンクホークス、E:楽天イーグルス、M:ロッテマリーンズ、F:日本ハムファイターズ、B:オリックスバファローズ
※赤太字:リーグ1位、青太字:リーグ最下位
【2019プロ野球】パリーグ6球団QS率ランキング1位:オリックスバファローズ
2019年のプロ野球・パリーグ6球団でQS率1位=最も先発投手が安定していた球団は、シーズン6位に沈んだオリックスバファローズでした。
プレミア12でも活躍した山岡泰輔選手、山本由伸選手などの先発投手陣が非常に高いパフォーマンスを見せたバファローズでしたが、投手陣全体ではあまり良好な成績とは言えませんでした。
このことから、オリックスバファローズは中継ぎ陣に弱点があると言えますね。
【2019プロ野球】パリーグ6球団QS率ランキング6位:日本ハムファイターズ
2019年のパリーグ6球団のQS率ランキング最下位となったのは、日本ハムファイターズでした。
ファイターズは今シーズン、『オープナー』や『ショートスターター』など先発投手が1イニング、もしくは打者が1巡するまでなど短いイニングを投げるという戦術をとってきました。
この新しい戦術を用いたことがこの結果につながったと考えられます。来季以降もこの戦術を続けていくとの報道もあり、来シーズン以降もファイターズの投手起用に注目していきましょう。
【2019プロ野球】パリーグ6球団QS率ランキング:まとめ
ここまで、2019年シーズンのプロ野球・パリーグ6球団におけるQS率ランキングを紹介してきました。
2019年のパリーグで、先発投手が最も安定していたのはオリックスバファローズでした。最下位は日本ハムファイターズでしたが、2019シーズンのファイターズは先発投手が短いイニングを投げる新たな戦術を用いていたため、QS率では先発投手の安定感をあらわすことができません。
このように、QS率は万能な評価指標ではありません。成績を評価するときには様々な指標を用いて色々な視点から評価してみてくださいね!
以上、あおなによる2019年のプロ野球・パリーグ6球団におけるQS率ランキングでした。最後までお読み頂きありがとうございました。
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