みなさんこんにちは!あおな(@aonalog)です。
2019年9月11日、以下の記事が発表されました。
すでに4位以下が決定し、クライマックスシリーズの進出が消滅したヤクルト。10日、小川淳司監督(62)の辞意を根岸孝成オーナーが了承し、契約満了による退任が正式決定。その後、後任を高津氏に一本化し、就任を要請したとみられる。
引用:『ヤクルト”高津臣吾監督”決定的に 豊富な指導経験、高いコミュニケーション能力』 zakzak by 夕刊フジ
ヤクルトスワローズの現監督である小川淳司氏が退任、次期監督として現2軍監督の高津臣吾氏の名前が挙がっています。
高津氏と言えば、ヤクルトスワローズのクローザーとして活躍、メジャーリーグにも挑戦し、現役終盤は韓国や台湾でもプレーしました。
この記事では、そんな高津臣吾氏の経歴と日本&メジャーリーグでの通算成績を紹介します。
高津臣吾氏:経歴まとめ
ヤクルト次期監督、高津臣吾現2軍監督が最有力候補 https://t.co/n2gkx5h91O
— ふくださん (@fukudasun) September 11, 2019
- ポジション:ピッチャー
- 投/打:右投げ/右打ち
- 身長/体重:180cm/75kg
- 生年月日:1968年11月25日
- 出身:広島県
- 経歴:広島県立広島工業高等学校→亜細亜大学→ヤクルトスワローズ(1991~2003)→シカゴホワイトソックス(2004~2005)→ニューヨークメッツ(2005)→ヤクルトスワローズ(2006~2007)→ウリヒーローズ(2008)→興農ブルズ(2010)→新潟アルビレックスBC(2011~2012)
高津臣吾氏:プロ入り前の経歴
- 小学生のときに野球を始める
- 高校は地元の広島工業高校に進学、アンダースローに転向する
- 春夏通じて2度甲子園に出場するも登板機会はなかった
- 大学は亜細亜大学に進学、リーグ通算40試合に登板、防御率2.34、11勝、140奪三振を記録
- 大学2年時にサイドスローへフォームを変更する
高津臣吾氏:プロ入り後~メジャー挑戦までの経歴
- 1990年のドラフト会議でヤクルトスワローズから3位指名を受け入団
- 3年目(1993):プロ初セーブを挙げるなど20セーブを記録、リーグ優勝&日本一に貢献
- 4年目(1994):最優秀救援投手を獲得
- 5年目(1995):28セーブを記録、再びチームのリーグ優勝&日本一に貢献
- 9年目(1999):30セーブを挙げ二度目の最優秀救援投手を獲得
- 11年目(2001):自己最高の37セーブを挙げ三度目の最優秀救援投手を獲得、チームもリーグ優勝&日本一に
- 13年目(2003):4度目の最優秀救援投手を獲得し佐々木主浩氏の持つ日本記録を更新、オフにFAを行使しシカゴ・ホワイトソックスに入団
高津臣吾氏:メジャー挑戦~現役引退までの経歴
- 14年目(2004):4月にメジャー初登板を果たすと24試合連続無失点を記録するなど、防御率2.31、19セーブと活躍
- 15年目(2005):開幕から不調が続き1度は復調するも再び打ち込まれホワイトソックスを解雇、ニューヨーク・メッツと契約しメジャー昇格するも目立った成績を残せず
- 16年目(2006):入団テストを経て再びヤクルトスワローズに入団、チームトップの13セーブを挙げ、日米通算300セーブを達成
- 17年目(2007):クローザーを任されるも6月に左足親指剥離骨折、復帰後は打ち込まれることが多くオフに戦力外通告を受ける
- 18年目(2008):2007年オフに契約を勝ち取ることができず、シカゴ・カブスとマイナー契約するもキャンプ中に戦力外通告、6月に韓国プロ野球のウリ・ヒーローズと契約、18試合に登板し防御率0.86で1勝8セーブを記録するもオフに退団
- 19年目(2009):サンフランシスコ・ジャイアンツとマイナー契約するもメジャー昇格はならず
- 20年目(2010):台湾プロ野球の興農ブルズと契約、前期優勝に貢献するも11月に契約を打ち切られる
- 21年目(2011):BCリーグ・新潟アルビレックスBCに入団、リーグトップの16セーブを挙げる
- 22年目(2012):プレーイングマネージャーとなり同年限りで現役引退となる
高津臣吾氏:現役引退後の経歴
- 2013:野球解説者、野球評論家として活躍
- 2014~2016:ヤクルトスワローズの一軍投手コーチを経験
- 2017~2019:ヤクルトスワローズの二軍監督を経験
- 2019:ヤクルトスワローズ次期監督の最有力として報道される
高津臣吾氏:日本プロ野球1軍&メジャー通算成績まとめ
- 日本プロ野球1軍通算記録
年度 | チーム | 試合 | 勝 | 負 | S | 防御率 | タイトル |
1991 | S | 13 | 1 | 1 | 0 | 4.23 | |
1992 | S | 23 | 5 | 3 | 0 | 4.68 | |
1993 | S | 56 | 6 | 4 | 20 | 2.30 | |
1994 | S | 47 | 8 | 4 | 19 | 2.86 | 最優秀救援投手 |
1995 | S | 39 | 1 | 3 | 28 | 2.61 | |
1996 | S | 39 | 2 | 6 | 21 | 3.24 | |
1997 | S | 51 | 7 | 4 | 7 | 2.04 | |
1998 | S | 42 | 2 | 3 | 3 | 5.56 | |
1999 | S | 40 | 1 | 1 | 30 | 2.18 | 最優秀救援投手 |
2000 | S | 35 | 0 | 1 | 29 | 2.08 | |
2001 | S | 52 | 0 | 4 | 37 | 2.61 | 最優秀救援投手 |
2002 | S | 44 | 0 | 2 | 32 | 3.89 | |
2003 | S | 44 | 2 | 3 | 34 | 3.00 | 最優秀救援投手 |
2006 | S | 48 | 1 | 2 | 13 | 2.74 | |
2007 | S | 25 | 0 | 5 | 13 | 6.17 | |
通算 | 598 | 36 | 46 | 286 | 3.20 |
※S:ヤクルトスワローズ
※太字:キャリアハイ、赤字:タイトル獲得、赤太字:キャリアハイ&タイトル獲得
- メジャー通算成績
年度 | チーム | 試合 | 勝 | 負 | S | 防御率 | タイトル |
2004 | CWS | 59 | 6 | 4 | 19 | 2.31 | |
2005 | CWS&NYM | 40 | 2 | 2 | 8 | 5.20 | |
通算 | 99 | 8 | 6 | 27 | 3.38 |
※CWS:シカゴ・ホワイトソックス、NYM:ニューヨーク・メッツ
- 日米通算成績
試合 | 勝 | 負 | S | 防御率 |
697 | 44 | 52 | 313 | 3.22 |
高津臣吾氏経歴と通算成績まとめ
高津臣吾氏は日本で4度の最優秀救援投手を獲得するなどヤクルトスワローズのクローザーとして大活躍、メジャーでも活躍し日米通算313セーブを記録しています。
また、現役終盤はアメリカのマイナーリーグや韓国&台湾のアジア野球界、日本の独立リーグに身を置くなど世界を股にかけてプレーしていました。日本、アメリカ、韓国、台湾の4か国でプレーした選手は高津氏ただ一人です。
現役引退後はヤクルトスワローズの投手コーチ、2軍監督を歴任してきました。来季、ヤクルトスワローズ・高津臣吾新監督が誕生するのかどうか、注目ですね!
以上、高津臣吾氏の経歴と日米通算成績のまとめでした。最後までお読みいただきありがとうございました。
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