みなさんこんにちは!あおなです。
7月に入り、各球団は後半戦に向け、ウィークポイントを補うべくトレードが活発に行われるようになってきました。
この記事では、2019年7月3日に発表された阪神タイガースとロッテマリーンズのトレードについて紹介していきます。
今回のトレードで対象となった選手は以下の通りです。
中堅の右投げ投手同士のトレードとなっていますね。
それでは、両選手の経歴や移籍前までの1軍成績についてまとめていきます!
石崎剛選手(タイガース⇒マリーンズ):投手・右投げ右打ち
石崎剛選手は部員9人の県立高校野球部出身、当時からMAX145km/hの速球を投げるも全国大会には無縁の選手でした。
高校卒業後は社会人野球チームの住友金属鹿島で野球を続け、MAX151km/hまで球速を上げます。2014年の都市対抗野球大会では名門・富士重工業の補強選手として出場、準優勝に貢献します。
都市対抗でのピッチングがスカウトの目にとまり、2014年ドラフト会議で阪神から4位指名を受け、入団。
プロ入り後は2017年にリリーフとして26試合に登板し防御率1.17を記録、日本代表にも選出されましたが、翌年に右肘のクリーニング手術。2019年は2試合の登板に留まっていたところ、今回のトレードでロッテマリーンズに移籍となりました。
石崎剛選手:基本情報まとめ
- ポジション:投手
- 投/打:右投げ/右打ち
- 身長/体重:183cm/91kg
- 生年月日:1990年9月9日
- 出身地:茨城県
- 経歴:県立三和高→住友金属鹿島(現日本製鉄鹿島)→阪神タイガース(2015-2019)→ロッテマリーンズ(2019-)
石崎剛選手:移籍前までの1軍成績まとめ
年度 | チーム | 試合 | 勝 | 負 | S | 防御率 | 表彰 |
2015 | T | 8 | 0 | 0 | 0 | 7.15 | |
2016 | T | 10 | 0 | 0 | 0 | 1.69 | |
2017 | T | 26 | 1 | 1 | 0 | 1.17 | |
2018 | T | 12 | 0 | 0 | 0 | 4.20 | |
2019 | T | 2 | 0 | 0 | 0 | 6.75 | |
通算 | 58 | 1 | 1 | 0 | 3.00 |
※T:阪神タイガース
高野圭佑選手(マリーンズ⇒タイガース):投手・右投げ右打ち
高野圭佑選手は地元の呉工業高校から四国学院大学へ進学。大学時代は1年秋から公式戦に出場、3年春にはリーグベストナインを授賞しています。
大学卒業後はJR西日本に入社、2015年ドラフト会議でロッテマリーンズから7位指名を受けプロ入りします。
入団後、ルーキーイヤーから中継ぎ投手として一軍登板、初勝利も経験。2019年には初の開幕一軍を果たすも目立った成績を残すことができず、今回のトレードで阪神タイガースへ移籍となりました。
なお、高野選手の座右の銘は「熱く冷静に」で、入団会見で連呼し会場に集まったファンを沸かせ話題となりました。
高野圭佑選手:基本情報まとめ
- ポジション:投手
- 投/打:右投げ右打ち
- 身長/体重:178cm/76kg
- 生年月日:1991年12月28日
- 出身地:広島県
- 経歴:呉工業高→四国学院大→JR西日本→ロッテマリーンズ(2016-2019)→阪神タイガース(2019-)
高野圭佑選手:移籍前までの1軍成績まとめ
年度 | チーム | 試合 | 勝 | 負 | S | 防御率 | 表彰 |
2016 | M | 14 | 1 | 0 | 0 | 5.87 | |
2017 | M | 8 | 0 | 0 | 0 | 11.81 | |
2018 | M | 17 | 1 | 0 | 0 | 4.15 | |
2019 | M | 2 | 0 | 0 | 0 | 13.50 | |
通算 | 41 | 2 | 0 | 0 | 6.85 |
※M:ロッテマリーンズ
阪神タイガース⇔ロッテマリーンズ:1対1トレードまとめ
ここまで、阪神タイガースとロッテマリーンズの1対1トレード対象選手である石崎剛選手と高野圭佑選手について、経歴や移籍前までの1軍成績を紹介してきました。
このトレードをまとめると、
となり、思うように成績を残せなかった同タイプの選手同士のトレードと言えます。これは珍しいことで、阪神の谷本球団本部長は取材に対し以下のように述べています。
「お互い、いまの球団ではそれぞれ、ちょっと、あんまりよくない状態にあるので、環境を変えてあげれば、両選手ともに非常にそもそも力を持った選手なので、もっといいパフォーマンスを出せるんじゃないかということで、合意しました」
「環境が人を変えると思う。2人とも大きく変わるんじゃないかという可能性にかけてみたいと思います」
今回のトレードは両チームの親心が垣間見えるものとなりました。実際に、トレードにより花開く選手も多くいるため、両選手ともに新天地で頑張っていただきたいですね。
以上、あおなによる阪神タイガースとロッテマリーンズのトレード対象選手紹介でした。最後までお付き合い頂きありがとうございました。
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