【動画あり】ワイルドピッチとパスボールの違い【野球用語】

みなさんこんにちは!あおな@aonalog)です。

ワイルドピッチパスボール、野球を見たことのある人なら一度は耳にしたことがあると思います。

では、みなさんは野球用語であるワイルドピッチとパスボールの違いを明確に答えることができますか?

この記事では、野球歴18年の私が、ワイルドピッチとパスボールの違いを解説します。

結論から言うと、ワイルドピッチは投手に責任があり、パスボールは捕手に責任があるプレーです。

それでは、それぞれの詳しい意味について見て行きましょう。

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ワイルドピッチ(暴投)とは?:投手に責任があるプレー

まずはワイルドピッチ(=暴投)について解説していきます。

ワイルドピッチは公認野球規則の中で以下のように定義されています。

・野球における暴投(ぼうとう)とは、捕手が普通の守備行為によって止めたり処理することができないほど高すぎ、低すぎまたは横にそれるなどした投手の正規な投球のこと。*1

・このことが原因で走者を進塁させた場合に付される守備記録(ただし、数値は投手成績の中で記述される)*2

引用:*1『公認野球規則 本規則における用語の定義 82 WILD PITCH「ワイルドピッチ」(暴投)』

*2『公認野球規則 9.13(a)』

難しくかいてありますが、簡単に言うと、普通のキャッチャーが取れないようなボールをピッチャーが投げ走者が進塁したときワイルドピッチが記録されます。

つまり、投手が投げたボールが原因で走者が進塁する=投手に責任があるときワイルドピッチとなります。

普通のキャッチャーが取れないボールを投手が投げてしまい、走者の進塁を許したときワイルドピッチが記録される

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パスボール(捕逸)とは?:捕手に責任があるプレー

次にパスボール(=捕逸)について解説します。

投手の投球が捕手の捕球可能なコースにありながら、捕球できなかったために走者を進塁させること、およびその場合に付けられる記録。

引用:『公認野球規則 9.13』

簡単に言うと、普通のキャッチャーが取れる範囲にピッチャーが投げたのに、キャッチャーがボールを取れずに走者が進塁したときパスボールが記録されます。

つまり、キャッチャーが投球を取れなかったことで走者が進塁=キャッチャーに責任があるときパスボールとなります。

普通であれば取れるはずのボールをキャッチャーが取れず走者の進塁を許したときパスボールが記録される

ワイルドピッチとパスボールを動画で見る

それでは、実際のワイルドピッチとパスボールを動画で見てみましょう。

  • ワイルドピッチ
壁を使った究極のトリックプレー!?ワイルドピッチもアウト 2012.09.01 H-F

キャッチャーが取れないような場所に投球していますね。この場合、ワイルドピッチが記録されます。

  • パスボール
杉内、阿部 3回裏 パスボールで失点 2013 06 03 西武×巨人

キャッチャーが取れる範囲の投球にもかかわらず、キャッチャーが後ろにそらしてしまいました。この場合、パスボールが記録されます。

ちなみに、プロのキャッチャーはサイン通りに来た投球をとれないことはまずありません。そのためプロ野球におけるパスボールは、そのほとんどがサインミスによるものです。

ワイルドピッチとパスボールの違い:まとめ

ここまで、ワイルドピッチとパスボールの違いを動画を交えて解説してきました。

この記事をまとめると、

・ワイルドピッチ:キャッチャーが取れないボールを投げる=ピッチャーに責任がある場合に記録される
・パスボール:普通なら取れるボールをキャッチャーが取れない=キャッチャーに責任がある場合に記録される

となります。

友人や知人にワイルドピッチとパスボールについて聞かれたら、この記事を思い出して答えてくださいね!

以上、あおなによるパスボールとワイルドピッチの違いでした。最後までお読み頂きありがとうございました。

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